公開研究会

移民・難民をめぐる文化政策

 

ゲスト:
原サチコ(ハンブルク・ドイツ劇場専属俳優)

 

ファシリテータ:
藤野 一夫(神戸大学大学院国際文化学研究科)

 

日時:

2016年 8月11日(木・祝)14:00〜17:00

会場:

ギャラリー島田 Trois (神戸三宮・北野ハンター坂)  
神戸市中央区山本通2-4-24 リランズゲート1F       
 

趣旨: 

欧州への難民の大量移動に揺れるドイツでは、多くの公共劇場が直接、各都市にたどり着いた難民へ手を差し伸べる行動に出た。そして2015/16シーズンではドイツ中の劇場のレパートリー作品に難民問題が色濃く反映されたという。原サチコの所属するハンブルク・ドイツ劇場ではロビーを開放して難民の宿泊所を設け、劇場の俳優とスタッフは三ヶ月にわたり難民支援を続けた。原が自ら撮影した写真など見ながら、難民問題を投影した作品のプロダクションや、難民へのアクションの現状と課題について語ってもらい、深く議論したい。
 

ゲスト紹介:

1964年神奈川県生まれ、上智大学外国語学部ドイツ語学科卒の彼女は、演劇舎蟷螂やロマンチカで活躍した後、2001年渡独し、鬼才と呼ばれる演出家たちに見いだされ、東洋人どころか外国人もほぼ皆無のドイツ公立劇場で12年に渡り唯一の日本人俳優として居場所を確保し続けている。
 
 

参加費無料、要申込(定員25名)
 
参加申し込み:藤野 一夫  fujino[at]kobe-u.ac.jp
 ※ [at] をアットマークに変えてください。

 
 

 
 
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