奨学金、授業料免除などの推薦書について
各種奨学金の推薦状ですが、授業料免除などを除き、原則としてひとつの奨学金に1名の推薦状とします。同じ奨学金に何人もの推薦状を書くと、逆効果になりかねません。
推薦状を希望する場合は、所定の用紙に自分が記入することをすべて書いた上で持ってきてください。その上で判断します。
無条件に推薦書を乱発しませんので、計画的に。
同一の奨学金に複数の希望があった場合、推薦書を書く優先順位は次のようにします。
0.奨学金の性格によって、@獲得が困難と判断した場合(国際文化学研究科の大学院生が獲得することが難しい奨学金の場合、例えば工学系など)A宗教・政治団体の奨学金(要相談)、は、「こりゃだめ」とする場合があります。
1.すでに何か奨学金を得ている人の優先順位は後になります
2.公刊論文、学外での学術発表、学会・学外研究会への参加
3.講義、演習の出席、論文の進行状況、テーマ(調査研究が必要な場合優先)
4.東アジア以外の非欧米地域→中国→韓国→台湾→永住権取得者
5.既婚者(子供有)→既婚者→独身
6.申請書の内容
7.先着順
なお、推薦書の提出期限の2週間前に依頼、遅くとも1週間前までに持ってきてください。他の希望者がいるか確認の上、3日前をめどに推薦書を書きます。ただし、夏期休業中、冬期休業中、1−3月は2週間前までに。
また奨学金が決定したら、きちんと所定の手続きをし、また奨学金財団の求めることを履行してください。
日本、欧米では、手続き、約束が守られないと、その後神戸大学、後輩が奨学金を得ることが本当に難しくなります(すでに、1件、獲得が難しくなった奨学金があります)。
そのような事があった場合、以後、推薦状を書くことや、その他の指導上の個人的なフォローを控えることにします。
なお、指導学生であるということで、無条件に推薦書は出しません。講義や演習の出席状況や研究の進展状況によって、推薦書を書く優先順位があり、断る場合もあります。