アメリカ社会概論(後期木4)教室 F 401 担当 安岡 正晴
研究室A307、E-mail myasuoka@hotmail.com オフィスアワー 火曜日13:00-15:00
◇授業形式と成績評価について◇
授業は講義形式で行なう。評価は論文試験(学年末の定期試験期間に実施予定、持込不可)で行なうが、1月9日の授業までに補助レポート(4000〜6000字程度、引用・参考文献を必ず明記すること)を提出した場合は、試験の得点に加算することとする(最大20点)。レポート提出は任意で、単位取得の要件ではない。また質問カードで「スルドイ」質問を書いた場合も得点に加算したい(一質問あたり最大4点)。
◇参考書◇
教科書は指定しない。講義は毎回一テーマ完結主義で行なうので、毎回のテーマに関連する参考文献を随時紹介する。新しくて一冊にまとまった日本語のアメリカ社会概説書はないが、さしあたり
・ 五十嵐・古矢・松本『アメリカの社会と政治』有斐閣ブックス、1995
・ 明石紀雄・他編『21世紀アメリカ社会を知るための67章』明石書店、2002
・ 佐々木卓也編著『戦後アメリカ外交史』有斐閣、2002
・ McKay, David, David Houghton and Andrew Wroe.
2002. Controversies in AmericanPolitics and Society. (Oxford, UK: Blackwell Publishers) ISBN 0-631-22895-0
・ Peele, Gillian et al. eds, 2002. Developments in American Politics 4. (HoundmillsBasingstoke RG21 6XS, UK: Palgrave) ISBN 0-333-94873-4
・ Finsterbusch, Kurt.. ed., 2002. Taking Sides: Clashing Views on Controversial
Social Issues. 12th ed. (Guilford, CT: McGraw-Hill/Dushkin)
ISBN 0-07-282278-3
などが全体に関わるテーマを扱っている。
◆ 講義日程(予定)◆
<2002年>
10.10 イントロダクション−ポスト9.11の世界と「アメリカン・デモクラシー」
10.17 1.連邦国家アメリカの政治・外交システム
10.24 2.訴訟社会アメリカの司法文化と連邦最高裁
10.31 3.移民政策とアメリカ国家の変容
11.7 4.人種間関係の展開と現状
11.14 5.多文化主義と文化戦争
11.21 6.変わる家族・男女関係
11.28 7.生命・生殖・性をめぐる論争と政治
12.5 8.犯罪・銃・ドラッグ規制とアメリカ社会
12.12 9.多宗教社会アメリカと二つの原理主義(キリスト教・イスラム教)
12.19 10.アメリカ経済の神話と実情−「グローバル・スタンダード」の行方
<2003年>
1.9 11.地球環境問題とアメリカ社会
1.16 12.「アメリカ」の報道の仕方・され方−アメリカン・メディアの再検討−
1.23 13.変わる世界と日米関係
◇ホームページ◇
講義レジュメなどは「アメリカ社会概論授業ページ」(http://ccs.cla.kobe-u.ac.jp/staff/yasuoka/WWW/amesha2002.htm)に順次掲載する。
またアメリカの社会・文化についてのお勧めサイトは、「アメリカ文化論講座リンク集」(http://ccs.cla.kobe-u.ac.jp/America/links.htm)、アメリカ政治関係は「安岡ホームページリンク集」(http://ccs.cla.kobe-u.ac.jp/staff/yasuoka/WWW/personallinks.htm)を適宜参照してほしい。
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