南太平洋の超マイクロ・ステート
フナフチ環礁・フォンガファレ島
1 ツバル概観(2002年の国勢調査の資料)
人口: 9359人(resident
population)
首都: フナフチ(人口:3962人)
主な島・環礁は、北から、ナヌメア、ナヌマンガ、ニウタオ、ヌイ、ヴァイトゥプ、ヌクフェタウ、
フナフチ、ヌクラエラエ、ニウラキタ。ヌイを除いた地域では、ポリネシア系のツバル語が話
されているが、それぞれの島で単語などに違いがある。ヌイでは、キリバス語を基盤とした
「ヌイ語」が話されている。
人々の宗教分布は、 EKT(Ekalesia
Kerisiano Tuvalu=ツバルキリスト教会) 8521人
SDA 183人
バハイ信教
177人
Brethren Assembly 166人
エホバの証人 78人
カトリック 47人
New Testament Church 30人
アポストリック教会 24人
2 ツバルでのフィールドワーク
1998年8月〜9月 フナフチ環礁・フォンガファレ島
2005年9月 フナフチ環礁・フォンガファレ島
2007年8月 フナフチ環礁・フォンガファレ島
2009年2月〜3月 フナフチ環礁・フォンガファレ島
3 ツバル雑記(1998年)
○ヴィレッジと呼ばれる超ミニ都市・フナフチ
4 ツバル雑記(2005年)
1 エア・フィジー
2 フィジーの田舎としてのツバル
3 トラベラーズチェック
4 首都フナフチのマネアパ
5 ツバルにおける環境破壊(2008年)
第1章 地球温暖化
第2章 ツバルにおける海面上昇問題
6 ツバルにおける環境破壊(2010年)
序章 ツバル概観
第2章 ツバルにおける海面上昇問題(2nd
version)
7 島嶼国ツバルの現実(2011年)
上記の論考も含め、新たな章なども加筆して、報告書として1冊にまとめました。B5版 80ページ。 神戸大学大学院国際文化学研究科 発行
目次
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はじがき
第1章 ツバル概観
1 ツバルの歴史
2 独立国ツバル
3 フィジーの「田舎」としてのツバル
4 国際線エア・フィジー
5 ツバルの抱える問題
第2章 フナフチの人々と生活
1 首都フナフチのマネアパ
2 フナフチ・コミュニティ
3 ヤシとタロイモ
4 ゲマインシャフト都市
第3章 地球温暖化
1 不都合な真実
2 IPCC(気候変動に関する政府間パネル)
3 人為的温暖化に対する懐疑論
4 『地球温暖化の真実』
第4章 ツバルにおける海面上昇問題
1 ツバルの現実
2 海面上昇
3 ツバル周辺の海面
4 潮位計測
5 最高潮位データ
6 浸水被害の原因
7 海岸侵食の原因
第5章 変化への適応
1 オセアニアにおける伝統文化概念
2 ツバル流:連続する伝統と近代
注
引用文献
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