「私のカルチャーショック体験」開催報告
異文化研究交流センター・国際交流部
2009年7月
異文化研究交流センター・国際交流部は、国際交流委員会の協力を得て、以下のような学部生向きのミニ・シンポジウムをはじめて開催した。
「私のカルチャーショック体験――行ってびっくり、帰ってびっくり」
日時:7月10日(金) 12時20分~13時20分
場所:F401教室
パネリスト(留学先):前田有美(テネシー大学)、杉立茉莉(ニース大学)、申倫吉(釜山大学)
参加者:90人
国際文化学部には海外30大学への留学プログラムが用意されている。今回の企画ではこのプログラムを利用して留学した学部生3人に、新鮮な環境の中で感じたこと、見えてきたことについて、また帰国してから、改めて気づかされたことについて、それぞれの体験を交えて話して頂いた。その後、参加者を交えて質疑応答を行った。
現在「グローバル・コンピタンシー」として、1.文化の違いに対して肯定的な態度を取ることができ、その違いに積極的に関与できること。2.外国語を理解し、他者とのコミュニケーション能力を備えていること。3.グローバル・イシューに対して十分な知識を持っていること、が言われるようになっているが、今回のミニシンポは交換留学制度がこうした能力を育成する機能を果たしていることが実感できる場であった。
他方でフロアの学生にとっては、今回のイベントが、留学の意義や魅力について具体的なイメージを膨らませる機会となったと思われる。このことは、1回生中心に90人もの参加があり、活発な質疑応答が行われたことからもうかがわれる。じっさい会場にも活気があり、参加者の反応も大変良いものであった。今回のイベントを通して、国際文化学部生の海外留学への関心の高さが改めて示された。
当日の写真
当日は、本学部による交換留学の経験者である前田さん、杉立さん、申さんの3人にまず簡単なスピーチをしてもらい、その後会場を交えて質疑を行った。