シンポジウム、セミナー等のご案内・報告

神戸大コミュニティーコンサート Vol.18 日独交流150周年の文化使節、神戸へ
ザクセン声楽アンサンブル ~ドイツ・ドレスデンより 至純のアカペラ~

レクチャーコンサート
講師:藤野一夫・神戸大学大学院国際文化学研究科教授
演奏:マティアス・ユング指揮 ザクセン声楽アンサンブル
日時:2011年11月29日(火)開演13:30(開場13:00)終演予定15:00
場所:神戸大学百年記念館六甲ホール
入場:無料(申し込み不要)

神戸大コミュニティーコンサートは、当センター・アートマネジメント地域連携部の事業として、神戸大アートマネジメント研究会の企画・運営により実施されています。

チラシ
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プログラム

シュッツ「ヤハヴェよ、汝のすみかはいかに美わしく」
バッハ「主に向かいて新しき歌を歌え」
メンデルスゾーン 合唱曲より

ザクセン声楽アンサンブル
 1996 年ドレスデンにてマティアス・ユングの主宰により設立。メンバーの大半はドレスデン音楽大学出身。ツアーやCD 制作の入賞により国内外で大きな注目を集め、権威あるカンヌ・クラシック音楽賞を受賞するなど、国際的に高い評価を得ている。ドレスデン音楽祭、ライプツィヒ・バッハ音楽祭、「プラハの春」音楽祭、ラインガウ音楽祭などに招かれており、ドレスデンの合唱の伝統を受け継ぎながら、現代曲にも果敢に取り組むなど、活発な活動をしている。
   公式ウェブサイト http://www.saechsisches-vocalensemble.de/
   ※演奏の試聴が可能(ドイツ語・英語)

マティアス・ユング(指揮)
 1964 年ドイツ・ザクセン=アンハルト州の州都マグデブルクで生まれ、ヴェルニゲローデ放送青年合唱団に所属したのち、ワイマール音楽大学で合唱およびオーケストラの指揮を学んだ。ワイマール・ヴォーカル・コンソートを創設し数々の国際コンクールで受賞。91年にはドレスデン聖十字架合唱団の指導を引き受け、94 ~ 96 年、同合唱団の音楽監督を若くして代行した。ベルリン放送合唱団、ケルン放送合唱団、北ドイツ放送合唱団等の著名なアンサンブルと契約を結び、ヨーロッパ各地やアメリカに客演して多くの成功を収めている。2001 年ドレスデン芸術文化奨励賞受賞。

 

主催:異文化研究交流センター(IReC)
企画・運営:神戸大アートマネジメント研究会


報告

 11月29日(火)に神戸大学百年記念館六甲ホールで開催した神戸大コミュニティー コンサート vol.18では、藤野一夫・神戸大学大学院国際文化学研究科教授による演奏作品の背景に関するレクチャーに続き、ドイツ・ドレスデンを拠点とする国際的に著名な合唱団、ザクセン声楽アンサンブルの24名が二重合唱のためのモテット《ヤハヴェよ、汝のすみかはいかに美わしく》(H.シュッツ)、同《主に向かいて新しき歌を歌え》(J.S.バッハ)などを演奏しました。神戸大学生のほか、多くの地域の方々にお越し頂き、250名超の来場者アンケートでは「鳥肌が立った」「涙が出そうになった」といった感想が多数寄せられました。

(神戸大アートマネジメント研究会 寺田卓矢)

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