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神戸大学イスラーム地域研究会 (KOBE-IAS) 第6回研究会(共催)
「『インド史』の歴史:前近代インド・イスラーム社会における通史的歴史叙述」

報告者:真下裕之 氏(神戸大学大学院人文学研究科准教授)
日時:2012年2月13日(月)14:00~15:30
場所:学術交流ルーム(E410/ 国際文化学研究科E棟4階)
入場:無料(申し込み不要)

本研究会は、当センターと、2011年度国際文化学研究科研究部プロジェクト「『中東民主化の波』をきっかけとしてのイスラーム地域研究の方法に関する研究プロジェクト:アイデンティティ構造と政治社会的変容」(略称:神戸大イスラーム地域研究会/KOBE-IAS)の共催事業です。

チラシ
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概要

 ある地域の通史的歴史叙述は、当事者たちが自らの過去をいかに整理したかを反映している。それゆえ最近のイスラーム史研究においては、そのような「歴史の歴史」(ヒストリオグラフィー)が重要な研究対象となりつつある。それでは13 世紀にインドの歴史の舞台に登場したムスリム諸国家とイスラーム社会は、それ以前のインド史をいかに整理し、自らの前史としたのであろうか。本報告では、前近代のインド・イスラーム社会で著述された歴史書を材料にして、このような「インド・イスラーム前史」のヴァリエイションとその展開について論じる。

 

主催・問合せ:KOBE-IAS/中村覚研究室(国際文化学研究科)


 

 

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