きたるべき社会と芸術家の役割

-「きたるべき社会と芸術家の役割 ー サン・シモン主義者たち、ラムネ、ルルーの芸術論」『国際文化学研究』31号、2008年、神戸大学大学院国際文化学研究科紀要、pp.111-132

  1830年代初頭から1848年の二月革命までのフランスにおいて、芸術家たちに大きな影響を与えたサン・シモン主義者たち、フェリシテ・ド・ラムネ、ピエール・ルルーの3つの芸術論(サン・シモン主義者のエミール・バローの『芸術家へ』、ラムネの『哲学の素描』、ルルーの「ポエジー:哲学者たちへ」)を取り上げて検討し、音楽家フランツ・リスト、作家ジョルジュ・サンドとマリー・ダグーがこれらの作者たちとどのように関わったかを明らかにする。

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