日本ジョルジュ・サンド学会ホームページ
ジョルジュ・サンドとは?
日本では「ショパンの恋人」「男装の麗人」といったイメージで知られている19世紀フランスの女性作家(1804〜1876)。彼女の本名はオーロール・デュパン、結婚後はデュドヴァン男爵夫人という。27歳のときに小説『アンディアナ(アンヂアナ)』で文壇に華々しくデビューして以来、71歳で死ぬ直前まで執筆活動を続けた。サンドは、60編以上の中・長編小説、多数の短編や劇作、エッセイ、そして近年まとめられた26巻におよぶ膨大な書簡集を残している。
日本ジョルジュ・サンド学会とは?
ジョルジュ・サンドに興味を持ち研究する者たちの集団です。大学教員、学生、出版関係者など20数名がメンバーです。本学会の前身「日本ジョルジュ・サンド研究会」は2003年6月に会員8名の共著『ジョルジュ・サンドの世界』(第三書房)を出版しました。またサンド生誕200年にあたる2004年にはフランスの著名なサンド研究者6名を迎えて、東京で国際サンドシンポジウムを開催しました。その際の研究発表を収録した共著論文集(仏語)『Les héritages de George Sand aux XXe et XXIe siècles』(慶應義塾大学出版会)を2006年に出しました。また2012年5月に『200年目のジョルジュ・サンド』という共著本を出しましたので、お手に取っていただけると幸いです。興味のある方は次をクリックしてみてください。
『Les héritages de George Sand aux XXe et XXIe siècles』
『200年目のジョルジュ・サンド』
学会通信 2018年10月
あっという間に秋になってしまいました。今年もリール大学のマルティーヌ・リード先生が来日されます。12月6日(木)には奈良女子大で、7日(金)には神戸大学で講演の予定です。