仕事服

 先週、1時限の前にコーヒーを飲んでいて服にこぼしてしまいました。すぐに水を含ませたタオルでこすったのですが、ベージュのスラックスが水にぬれて脚にはりつくため、やむをえず研究室にあったジャージのトレパン(青)をはいて授業に行きました。でも、服が気になって「コーヒーをこぼしたのですが、トレパンか剣道の袴しかなかったので・・・」と言い訳せずにはいられず、また自分の身なりに気がひけてなりませんでした。たかが服のこと(裸なら問題でしょうが)なのですが、昔どこかの学校で体育の時間でもないのに先生がジャージをいつも着て授業をしているといって非難されていたのを思い出したからです。
 できるだけきちんとした格好で大学に来ようと思うのですが、朝からあまりに暑い(そして教室は室温28度に設定)ので、トップはついTシャツやそでの短いブラウスになります。ボトムの方は先週のコーヒーでこりたので、焦げ茶や黒で汚れの目立たないスラックスです。
 けさタクシーで大学に向かっている時の運転手さんと私の会話。
(運転手)「学生さんですか?」
(私)「そう見えますか?」
(運転手)「最近の学生さんは若い人ばかりじゃないから・・・」
 まあ、私は若くはありませんが・・・。なんだか少し複雑な気分でした。

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