楽勝のはずが

 この前の土曜日に六甲山に登りました。今回のルートは阪急御影駅から歩き始め、石切道を通ってガーデンテラスに行くというもので、楽勝ハイキングのはずでした。いつも使うガイドブックによると2時間半ほどのお手軽ルートのはずです。ところがこれが大変でした。まず、本格的な暑さが始まった日だったので山のふもとに着く頃には汗がべっとり。そのあとひたすら山上を目指し、もう一息となってからが、えんえんと長い上り坂だったのです。この急坂を越えれば山上に着くはずと最後の力を振り絞って登ってみると、まだまだ別の道が続いている、ということを3回ほど繰り返し、出発から3時間以上かけて目的地に着いた時はヘロヘロでした。最初からこのくらいの時間がかかるとわかっていたらそれなりの覚悟をしていたと思うのですが、ガイドブックの所要時間の記述に間違いがあることに気づかなかったので、もうすぐ着くという期待をしてそれが裏切られるたびに疲労が増したのでした。誤った期待を持つのはとても危険だと、言葉通り身にしみて感じました・・・。

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