復興ボランティアの学生さんといっしょに岩手県大船渡市に行ってきました。精力的に活動する地元の人たちや学生さんに交じって、猫の手ほども役にたたない私はほんの少し(復興市の屋台用「芋の子汁」のネギをきざむ、売り子をする・・・)お手伝いして、仮設住宅の女性たちとの「女子会」にも出てきました。その時の話題は自然に19年前の阪神淡路大震災のことになりました。仮設住宅にいらっしゃる方のなかには当時神戸に義捐金を送ってくださった方もいて、その義捐金の恩恵を受けた私(住んでいた借家が全壊)としては、もっともっと何か支援ができればと心から思いました。お金ももちろん非常に大切ですが、それとともに、将来にたいするはっきりしたヴィジョンを持ち、それに向けていろいろな人たちの知恵・アイデア・工夫などを効率よく活用するシステムが必要とされているということがよくわかりました。