河内鏡太郎さんのフィードバック

2008年度神戸大学全学キャリア科目「職業と学び~キャリアデザインを考える」第12回12月18日講師河内鏡太郎氏のフィードバック・メール


 コミュニケーションシート、早速、読みました。148枚すべてに目を通しました。
 みなさんの心に何かが残せたことを知り、逆に感謝しています。
 時間がうまく配分できずに端折ったところもありました。でも、多くの学生さんは私がお伝えしたいことをまっさらな気持ちで受け入れてくれたようで、嬉しく思います。とりわけ「志」というキーワードに皆さんが感応していただいたことも喜びです。
 一人ひとりに感想を述べるべき責任があると感じています。これだけ熱い思いを新聞記者に、そして私にお寄せくださって、そのままにはしておけないと思うからです。
 もちろん学生さんにとってはひとつの授業にすぎないかも分かりませんが、数々のご質問のお答えできないのも心残りです。それに対応する時間がありません。
 そこで提案があります。質問や疑問がある人を対象に「番外編」としてなにかできないでしょうか
 あの内定した女性先輩も話させます。今度は私たちの会社で編集局など新聞制作の現場を見ていただいてフリーな時間をたっぷりととるというのも一案です。

ただあくまでもこちらの考えです。
 大阪までが大変ならわが社の神戸総局を使うことも一案です。もちろん大学でも出かけます。
 こうすれば双方向の授業にと発展していくと思います。

 自分でみなさんにメッセージをお届けすればいいことをこのような提案にすること、忸怩たる思いはありますが、シートを拝読して先輩としての責任感を一層強く感じたものですからお許しください。
                 
20081222

読売新聞大阪本社専務取締役総務局長 コンプライアンス担当
                                              河内鏡太郎

---------------------------------------------------------------------------------------

(注)以上、河内鏡太郎さんからの内田宛メールです。これも受講生の書いたコミュニケーションシートに対するフィードバックの一つのかたちといえますので、皆さんにも紹介します。河内さんが提案される「番外編」に参加したいと思う人は、とりあえず参加希望を1月22日までに内田宛にメールしてください。参加希望者の数がある程度揃えば「番外編」イベントを計画し、希望者宛てに日程や場所をメールでお知らせします。
【後記】
上記の番外編イベントが実現しました。2009年2月27日(金)午後2時から読売新聞大阪本社において、社内見学、OB・OG社員との交流、河内さんのミニ講義などの多彩なプログラム、そして最後には懇親会まで用意してくださり、参加した4名の1年生たちは非常に有意義な時間を過ごすことができました。