神戸大学国際文化学研究科・国際文化学研究推進センター
2016年度第2回講演会
「モダン・タイムス」
―戦後日本の社会文化史における「具体美術協会」―
日時
2016年 7月19日(火)17:00~18:30
場所
神戸大学大学院国際文化学研究科 中会議室(A403)
(JR六甲道から神戸市バス16系統「六甲ケーブル下」行き、「神大国際文化学部前」下車)
講師
眞峯 朋子(ベルリン自由大学学術研究員)
*現在国際文化学研究科の受入れ研究者として研究滞在中
要旨
本発表は、第二次世界大戦後、関西を中心に活躍した前衛芸術グループの具体美術協会を対象とし、戦前・戦後を通じた国際交流の影響を受けながら形成された日本の戦後文化史の文脈で捉える。具体美術協会のメンバーの制作を「美術」という枠組みに限らず、マスカルチャー等も考慮に入れて分析し、当時の経済、科学、技術の発展と関連する社会問題への取り込みとして捉える試みである。
講師略歴
幼少期からベルリン育ち、日本語、ドイツ語、英語、フランス語で、「具体」美術運動について研究。
問い合わせ先
藤野 一夫 fujino[at]kobe-u.ac.jp
国際文化学研究推進センターgicls-promis[at]research.kobe-u.ac.jp
※ [at]をアットマークに変えてください。