公開シンポジウム
アフリカにおける健康と社会:
人間らしい医療を求めて

日時:

 2017年 12月16日(土)13:30 〜 17:00

 

場所:

 JICA関西ブリーフィング・ルーム
  (兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5−2)

 

参加費:

  無料(定員60名)
 

司会:

 梅屋 潔
  (神戸大学国際人間科学部教授)
 

講演者:

 杉下 智彦
  (東京女子医科大学医学部教授)
 西 真如
  (京都大学学際融合教育研究推進センターグローバル生存学大学院連携ユニット特定准教授)
 佐藤 美穂
  (長崎大学熱帯医学・グローバルヘ ルス研究科助教)
 井田 暁子
  (国際協力機構アフリカ部主任調査役、フランス国立社会科学研究院連携研究員)
   

コメンテーター

 落合 雄彦
  (龍谷大学法学部教授)

開催趣旨:

アフリカにおける医療の現場は、グローバル化する 医療技術とそれぞれの社会が持つ価値観の接点となっ ています。また、西アフリカにおいてエボラ熱の広が りと制御の過程が示したように、アフリカ諸国の困窮 する国家財政と保健医療制度の破綻とも相まって、人々 の生死を大きく左右する結果を引き起こしています。 本シンポジウムではこうした現状を踏まえ、アフリ カにおける公衆衛生と医療人類学に関する最新の研究 成果を広く共有し、医療と社会科学、学者と市民の枠 を超えて議論することを目的としています。 アフリカや健康・医療に御関心をお持ちの方は是非 お越しください。

プログラム:

 
13:30 - 13:40 主催者あいさつ 梅屋 潔  (神戸大学 国際人間科学部 教授)
 
13:40 - 発表
 
13:40 - 14:10
 講演 1 杉下 智彦 (東京女子医科大学 医学部 教授)

    • アフリカの叡智から学ぶ:
    • 老い、子供、障がい者にとって優しい社会デザイン

 
14:10 - 14:40
 講演 2 西 真如 (京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科 特定准教授)

    • グローバル・ヘルス時代の不確かな人生―
    • アフリカにおける抗 HIV 治療の展開は人々の生活をどう変えたか

 
14:40 - 15:10
 講演 3 佐藤 美穂 (長崎大学 熱帯医学・グローバルヘルス研究科 助教)

    • タンザニア農村部末端医療施設で働く ヘルスワーカーの視点からの動機づけ

 
15:10 - 15:40
 講演 4 井田 暁子 (国際協力機構 アフリカ部 主任調査役/フランス国立科学研究センター 連携研究員)

    • 病院の門 ― 子どもが語る病院、ケア、貧困と排除:
    • セネガルの事例から

 
15:40 - 16:00 休憩
 
16:00 - 16:15
 コメンテーター 落合 雄彦 (龍谷大学 法学部 教授) 
 
16:15 - 16:45 質疑応答・意見交換
 
16:45 - 17:00 まとめ・閉会式

主催:

 神戸大学 国際文化学研究推進センター 
 

共催:

 独立行政法人 国際協力機構(JICA)
 
 

ご予約・お問い合わせ:
 お申込みご希望の場合はメールにて氏名・所属・メールアドレスをお知らせください。
 
 神戸大学 国際文化学研究推進センター
 E-mail: gicls-promis(at)research.kobe-u.ac.jp  *(at)を@に変えてください。
 TEL&FAX: 078-803-7494

 
 
 

当日の模様