災害・環境問題への支援とその課題に関する実践的研究

 

代表者

    • 窪田 幸子

分担者

    • 梅屋 潔
      岡田 浩樹
    • 斎藤 剛
    • 貞好 康志
    • 塚原 東吾
    • 吉岡 政徳

概要

本プロジェクトは、地震、津波、ハリケーン被害など国内外の自然災害の被災地に対し、いち早く専門家を派遣し、その被害状況や被災社会・文化へのダメージを把握し、短期的な復旧に人文系分野として学術的な貢献が可能かどうか、他の学問領域(社会科学系、自然科学系)との学際的協力関係をいかに構築しうるか、検討することを第一の目的とする。加えて、近年中奥を集めている社会的「レリジアンス」(resilience:個別の社会・文化がもつ復興・復元力)についての基本的情報を収集し、個別の状況にあわせた実践的支援の方策を検討することを第二の目的とする。また将来的に詐害の可能性のある地域に関して、災害との被害のあり方と密接な関係がある自然・社会環境問題についての予備的調査を平行して行う。最終的にはコミュニティや社会の中長期的な復興のプロセスに向けた支援のあり方の検討、さらには災害支援における一般的モデル構築に向けた考察を行う。