映像における真偽・恐怖・注意の制御に関する領域横断的研究
代表者
- 板倉史明(国際文化学研究科准教授)
分担者
- 小澤卓也(国際文化学研究科准教授)、西谷 拓哉(国際文化学研究科教授)、松本絵理子(国際文化学研究科教授)
プロジェクトの目的
本プロジェクトの目的は、映像メディアにおける(1)真/偽、(2)恐怖、(3)注意についての領域横断的研究を推進し、本研究科における新たな研究領域を開拓することにある。(1)昨年度の共同研究によって「映像メディアにおける真/偽」という新たな重要なテーマが浮上した。映画の演出における真偽の問題は、テレビにおける過剰演出やインターネットにおけるフェイク・ニュースの問題まで包摂する重要なテーマである。今年はこのテーマについて、映画学、認知心理学、文学理論、歴史学、まんが研究、アニメ研究、ビデオゲーム研究を融合した横断的アプローチによって、新たな研究分野を開拓・深化させたい。(2)のテーマについては、認知心理学と映画学を融合した昨年の成果からさらに研究を展開させ、議論を充実させることで、外部資金獲得の基盤としたい。(3)についても、映画視聴者の視線測定という文理融合研究を発展的に継続するが、現在、科研費(挑戦的萌芽研究)に「映画学と認知心理学を融合した映像表現と視覚的注意に関する研究」の題目で申請中であり(代表者:板倉史明、共同研究者:松本絵理子)、その結果は2018年6月末に公表予定である。申請中の科研費が採択された際には、上記(1)・(2)に特化して本プロジェクトを進めたい。
本プロジェクトの概要
研究会等の情報
2018.08.29
第2回研究会
2018.09.07
第3回研究会
2019.03.15
2019.03.22
2019.03.28
第6回研究会