研究員プロジェクト「『異文化誤解』のメディア表象学」定例研究会

「日本における他者の表象とその文化的背景(中間報告)」
①宣教師の表象-近世期を中心に
②近年の海外旅行番組による表象

 
 

日時

2015年3月24日(火)14:00-16:30
 

場所

神戸大学国際文化学研究科 E棟4階 学術交流ルーム(E410)
 

趣旨

本研究会においては日本をフィールドとする2つの他者表象の検証の中間報告を行う。
南郷晃子は、15世紀末から16世紀初頭に日本に現れたキリスト教宣教師の表象に関する報告を行う。同時代及び近世期の「異人」たる宣教師の表象を日本の民俗文化の枠組みのうちで捉え直すことを試みる。
山口隆子の発表は、2010年以降の日本や日本人を冠したテレビ番組の急増を承け、その意味内容を問う。白人で金髪の女性レポーターといった外国人の目を とおして日本人の日常的な営みといった生活文化と何年にもわたる伝統文化を見直す構図、そして海外の「こんなところに」といった表現にみられる場所に暮らす日本人の姿をとおして現在の日本を見直す意味などを考察していく。
 

発表

  • 報告者1:南郷晃子(神戸大学国際文化学研究推進センター 協力研究員) 
  • 報告者2:山口隆子(神戸大学国際文化学研究推進センター 協力研究員)

 
 

研究プロジェクトの趣旨は、下記のページをご覧ください。
「異文化誤解」のメディア表象学
(メンバー:栢木清吾、山口隆子、南郷晃子、前川真裕子、横山純 )
お問い合わせ先:(tyamaguchi7[at]gmail.com)
※[at]をアットマークに変えてください。