「異文化誤解のメディア表象学」定例研究会 

主体化とコミュニティ生成の「程度問題」:90年代京都のエイズをめぐる社会運動とパフォーマンス・アート《S/N》(1994年初演)

 
 

日時

2015年2月20日(金)16:00-18:00 場所
 

場所

神戸大学国際文化学研究科 E棟4階 学術交流ルーム(E410)
 

趣旨

本報告は、90年代京都におけるエイズをめぐる社会/芸術運動のなかで創作されたパフォーマンス・アート《S/N》(1994年初演)が、当時のエイズをめぐる社会的文脈のなかでどのような効果を持ち得たのかを明らかにするものである。とりわけ、《S/N》中で行われた
「カミング・アウト」という行為が、 言語のみを通じてではなく、「パフォーマンス・アート」としてなされたことにより、「ゲイ」や「HIV陽性者」の主体化にとって、また「コミュニティ」の生成にとって、どのような意義があったのかを考察したい。
 

報告者

竹田 恵子(お茶の水女子大学リーダーシップ養成教育研究センター講師)
 

司会

栢木 清吾(神戸大学国際文化学研究推進センター協力研究員)
 
 

研究プロジェクトの趣旨は、下記のページをご覧ください。
「異文化誤解」のメディア表象学
(メンバー:栢木清吾、山口隆子、南郷晃子、前川真裕子、横山純 )
お問い合わせ先:栢木清吾(kaya[at]mst.biglobe.ne.jp)
※[at]をアットマークに変えてください。