研究員プロジェクト「『異文化誤解』のメディア表象学」定例研究会
レス・バック著『耳を傾ける技術』合評会
日時
2014年10月18日(土)15:30-18:00
場所
神戸大学国際文化学研究科 E棟4階 学術交流ルーム(E410)
趣旨
このたび、我々の研究プロジェクト「『異文化誤解』のメディア表象学」では、今夏邦訳が刊行されたばかりのレス・バック著『耳を傾ける技術』(有元健訳、せりか書房、2014年)の合評会を開催することになりました。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ社会学部教授のバック氏は、多文化都市ロンドンにおける若者文化や人種差別に関する鋭利な分析で知られ、また近年では写真や録音、映像撮影など多彩な記録媒体をフル活用したそのエスノグラフィーの試みによって高い注目を集めています。合評会当日は、まず訳者の有元健氏から本書の重要性とバック氏の研究手法の先駆性に関して講演していただきます。その上で、社会学、人類学、文学、そしてカルチュラル・スタディーズと様々な分野に属する若手研究者が、それぞれの立場から読解と問題意識を相互に付き合わせつつ、活発な議論を行いたいと考えています。
講演・コメント
- 講演:有元健(国際基督教大学教養学部准教授)
- コメンタリー1:稲津秀樹(日本学術振興会特別研究員PD/慶應義塾大学)
コメンタリー2:前川真裕子(国立民族学博物館外来研究員)
司会
- 栢木 清吾(神戸大学国際文化学研究推進センター協力研究員)
研究プロジェクトの趣旨は、下記のページをご覧ください。
「異文化誤解」のメディア表象学
(メンバー:栢木清吾、山口隆子、南郷晃子、前川真裕子、横山純 )
お問い合わせ先:栢木清吾(seigo.kaya[at]gmail.com)
※[at]をアットマークに変えてください。