連携フェロー
松井 真之介 MATSUI, Shinnosuke
略歴 | 2007年3月 神戸大学大学院 総合人間科学研究科博士後期課程修了。博士(学術) 神戸大学、京都大学、大阪産業大学非常勤講師 2020年9月より 宮崎大学 多言語多文化教育研究センター 准教授 |
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研究分野 | 教育社会学、マイノリティ研究、移民研究、アルメニア学、コミュニティ研究、ジェネリックスキル研究 |
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研究課題 | ・フランスにおけるアルメニア系住民の歴史と現在 ・フランス語圏におけるマイノリティコミュニティ研究 ・フランスにおける地域語学校研究(科学研究費若手B「多文化共生と多文化教育の可能性――フランスの地域語・バイリンガル学校を例に」領域番号23730793) ・フランス語圏におけるムスリム学校研究(科学研究費若手B「開かれたコミュノタリスム教育の可能性:フランスのムスリム学校、ユダヤ学校を中心に」領域番号26780479) ・オルタナティブなコミュニティ研究 (科学研究費基盤C「イスラーム思想に立脚する『普遍的』教育の模索―ヒズメット運動の教育活動を中心に」領域番号17K04687 ) ・マイノリティによるオルタナティブ教育メソッドの導入に関する研究(科学研究費基盤C「多文化・マイノリティ教育におけるオルタナティブな教育メソッドの可能性」課題番号 20K02608) |
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主要業績 | 【著書】 ・佐々木幸太、佐々木香理、松井真之介『Eurêka !(ウレカ!)』白水社、2020年2月。 ・植朗子編著『はじまりが見える世界の神話』創元社、2018年4月、アルメニア神話「霊峰を背に戦う民」(60-64頁)を担当。 ・藤野一夫編『公共文化施設の公共性』水曜社、2011年4月、第11章「フランスの『公共』をすり抜ける在仏アルメニア学校の可能性」(270-295頁)を担当。
【論文】 ・「フランスにおけるムスリム学校建設の取り組みとその拡大」『フランス教育学会紀要』第29号、2017年9月、49-62頁。 ・「フランスにおいて『コミュノタリスム』の超克は可能か――フランスの教育行政を『すり抜ける』マイノリティの自主教育学校を例に」『神戸大学大学院国際文化学研究科国際文化学研究推進センター 2016年度 研究報告書』、2017年3月、48-63頁。 ・「ソウル『南山講学院』にみる新しいコミュニティの形」『神戸大学大学院国際文化学研究科国際文化学研究推進センター 2015年度 研究報告書』、2016年3月、34-46頁。 ・「フランスの『コミュノタリスム』とマイノリティの自主教育学校」「共創」社会研究会第1回国際シンポジウム『コミュニティの『変容』と『共創』―グローカルな視点から生み出す市民的公共性』報告書、2015年3月、48-55頁。 ・「フランスの教育行政管理を回避する地域語学校の取り組み―バスク語、カタルーニャ語を中心に」『フランス教育学会紀要』第26号、2014年9月、51-64頁。 ・「スキャパレッリのトロンプルイユ・セーターにおける『アルメニアン・ニッティング』試論」『メディア文化研究』第1号、ひつじ書房、2013年3月、全14,168文字、電子論文仕様。 ・「フランスにおける言語マイノリティ学校の可能性 ―ブレイス語のディワン学校と在仏アルメニア学校を例に」『フランス教育学会紀要』第24号、2012年9月、65-78頁。 【翻訳】 ・桂木隆夫、ジョン・C・マーハ編『言語復興の未来と価値――理論的考察と事例研究』、三元社、2016年12月。松井真之介は第10章、パトリック・ハインリヒ著「モダニストとエコロジストの言語とアイデンティティへのアプローチ」(pp.231-235)、第11章、マット・ギラン著「唄、言語、文化――沖縄の『唄三線』伝統における琉球諸語」(pp.264-268)、第13章、スウィライ・プレムスリラット著「消滅危機言語話者のネットワーク――言語復興と維持に関するタイの『マヒドン・モデル』について」(pp.307-311)の要約翻訳を担当。 ・斎藤憲、三浦伸夫、三宅克哉監訳『Oxford Handbook 数学の歴史』、共立出版、2014年5月、第2章第4節、スネジャナ・ローレンス著『バルカン三部作――第1次世界大戦前バルカン諸国における数学』(pp.177-196)を担当。 |
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学会活動・社会活動 | フランス教育学会(紀要編集幹事)、日本国際文化学会(会員)、関西フランス語教育研究会(委員および2020年大会副実行委員長)、神戸国際芸術祭(実行委員)、日本フランス語教育学会(会員) |
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センターにおける活動 | ・2020年度センター研究プロジェクト「「美しい」キリスト者の検証 ――「郷土」における宣教イメージの反転」研究分担者 ・2020年度センター移民研究プロジェクト「移民社会におけるセミパブリック・スペースの重要性とその利用実態に関する研究」研究分担者 ・ センター共催シンポジウム:第1回日韓国際シンポジウム「持続可能なコミュニティづくりの人・文化・経済」パネリスト(2016年5月7日、漢陽大学校(韓国・安山市)) ・ 2016年度研究員プロジェクト「マイノリティのコミュニティは自由をめざすのか、平等をめざすのか――米仏コミュニティ論比較」研究代表者 ・ 2015年度研究員プロジェクト「リゾーム型コミュニティにおける「文化活動」の機能—日韓仏における事例研究」研究代表者 ・ JSPS研究拠点形成事業「日欧亜におけるコミュニティの再生を目指す移住・多文化・福祉政策をめぐる研究拠点形成」参加研究者 ・ 2014年度研究員プロジェクト「コミュニティ創生運動における「文化活動」の役割 日韓英仏における事例研究」研究分担者 ・ センター主催シンポジウム:「『共創』社会研究会第1回国際シンポジウム『コミュニティの『変容』と『共創』―グローカルな視点から生み出す市民的公共性』」パネリスト(2014年3月1日、神戸大学大学院国際文化学研究科) |
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連絡先 | mshinnosuke[at]hotmail.com |
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