移民をめぐるガバナンス


Migration Issues and International and Domestic Governance
 
日本側代表者:
坂井 一成(神戸大学国際文化学研究科教授)

相手国側代表者:
Gilles FERRAGU(Associate Professor, Faculty of Social Sciences, University of Paris West Nanterre)
Noemi LANNA(Associate Professor, Department for Asian, African and Mediterranean Studies, University of Naples L'Orientale)
 
 

平成28年度の研究交流活動計画  


移民の増加がもたらす国際的及び国内的なガバナンスの形成・変容に関して、1) 移民動態をめぐる国際環境分析、2)移民とアイデンティティ・ポリティクス、3)移民をめぐる福祉政策分析の観点から掘り下げていくが、H28年度はとりわけEU において起こっている深刻な移民・難民の流入問題を冷静に分析しながらアジアでの状況についてもサーベイを行う。人の移動のプッシュ要因とプル要因の分析と、受入社会での政治過程における論点について、各研究者が政治学、国際関係論、経済学、社会学、歴史学、人類学の立場から対象を指摘し、5年間の研究方針を定める。次世代セミナーと若手研究者の派遣・受入もあわせて進める。
 

平成28年度に期待される成果


人の移動がもたらすガバナンスの形成と変容に関する研究は、これまでディシプリンごとにバラバラに論究されてきているが、本共同研究において学際的な意見交換、情報交換を通じて、各ディシプリンが着目する論点ごとの相互関係性を確認する。こうした姿勢で上述の1)、2)、3)のサブテーマについて、日欧亜各地で今日もっとも大きな政治・社会問題と化しているイシューを特定する。そして他の共同研究とも協働しつつ、日欧亜という地域をこえて共通する力学の発見と、その分析体制の確立につなげる。

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