国境を越える

留学生からのメッセージ

ワットタナポンモンコンヤダー(Wattanapornmongkol Yada)さん

タマサート大学(タイ)からの交換留学生

私は一年間、神戸大学に留学して、本当によかったと思っている。私は、タマサート大学から神戸大学に来る最初の交換留学生だったので、事前に神戸や大学などのことがなかなか分からなくて、どきどきしていた。神戸は海に面しているおしゃれな港町で、北側には山があり、本当に綺麗な町だと思う。初めて来たときからすぐに気に入った。神戸大学は高い山の中腹にあり、六甲台キャンパスから神戸の景色がよく見えて、勉強するにはとてもよい環境だと感じている。

神戸大学の交換留学生は留学生センターで日本語を学ぶことが出来るばかりでなく、一般の学部でも勉強できる。元々、タマサート大学での所属学部は教養学部日本語学科なので、今まで大抵日本語しか勉強していなかった。しかし、国際文化学部では様々な面白い授業がたくさんある。例えば、アメリカ多元文化表現論の授業では、新しいことを勉強できて、楽しかった。また、日本語コミュニケーションという授業は、基本的に留学生を対象とする授業だが、日本人学生も参加している。日本人とお互いに話したりして、正しい日本語に直してもらったりして、本当にためになったと思う。

国際文化学部の交換留学生として、様々な貴重な体験ができた。国際文化学部では、毎日のように、世界中から来た学生に出会って、たくさんの異文化に触れ合うことが出来た。日本語を通じて国際交流が出来るというのは素敵なことだと思う。留学生のお世話をしてくれる日本人チューター達も優しくて、問題があるときにはいつも相談に乗ってくれる。チューター達はよくさまざまな面白い活動に誘ってくれて、いい思い出を一杯作れた。日本国内の旅行をしたときにも日本人の友達がたくさんできた。さらに、タイ語の授業にもティーチング・アシスタントとして出席した。最初は、日本人学生がタイ語に深い興味を持っているということを全然知らなかった。みんなが一生懸命にタイ語を勉強する姿を見て、嬉しかった。彼らにタイ語の発音やタイのことなどを教えて、本当に楽しかった。

私は、ここに留学したことによって、日本語能力を徐々に伸ばしていけるだけではなく、時間を重ねるごとにさまざまな経験を重ね、自分自身が成長していると感じる。日本の日常生活はタイとは全然違うので、たくさんのことを勉強することができた。また、神戸大学の素晴らしい先生や学生たちに出会えて、本当に良かった。一年間、神戸大学で過ごした時間は決して忘れない。

 

アルノ・グリヴォ(Amaud Grivaud)さん

パリ・ディドロ大学(フランス)からの交換留学生

神戸大学に留学することが決まる前に、神戸には2回も行ったことがあった。神戸大学を見学したことさえあった。なので、留学先を決める際に、私にとっては神戸にするのが当たり前だった。留学してから2年が経っても、「神大にして良かったなあー」と毎日のように思う。

神戸という街はご存知のように関西地方に位置し、大きな港町だ。神戸は本当に住みやすい街だと思う。都会でありながら、落ち着いた感じもするわけだ。町並みはきれいで、北側には緑の豊かな山があるからかもしれない。

さて、私が留学してきたのは国際文化学部だ。様々な授業があるところがすごく魅力的だと思う。外国語、国際関係、芸術など、分野がかなり離れている授業が提供されている。そして講義だけでなく、ゼミの履修をも強くお勧めする。ゼミは講義と違って先生が一方的に話すのではなく、ゼミ生が発表をしたり意見交換をしたりするという内容になっている。そこでの議論に参加すれば、日本語の上達は飛躍的に伸びるに違いない。その上、ゼミ生と仲良くなり、飲み会、合宿等の非常に楽しい時間にもつながるわけだ。日本語力にはまだ自信がなければ、神戸大学にある留学生センターというところで、初級から上級までの日本語の授業を受けることもできる。

国際文化学部は文字通り「国際」と「交流」に関心のある学生向けの学部なので、海外に興味があり、留学したいと考えている学生がそこに集まっているため、ある程度話しやすいと思う。留学生の面倒を見てくれるチューターをはじめ、日本人の友達を作るのはごく簡単だと思う。それと、日本人だけでなく、他の留学生とも友達になれる。そのため、様々な価値観に触れることによって自分の視野が広がり、日本への理解はもちろん他国への理解も深まると思う。更に、母国に対して、今まで当たり前のように思っていたことを再認識でき、留学という体験はそういった面でも意義があると思う。

帰国して、毎日神戸に帰りたくてたまらなかった。そして実はまた神戸大学に留学する機会が現れ、現在は神大の国際文化学研究科に博士課程の国費留学生として通わせていただいているところだ。2年前に神戸大学で過ごしたその一年を振り返ると、交換留学は私の人生を変えたと言っても過言ではない。

 

ノアッドビアハーヴァゲイル(Noaad Beahava Gayle)さん

カナダからの学部留学生

私は神戸大学に入って一番最初に感じたのは解放感だった。勉強の内容は若干違うところもあると思うけれど、私も皆さんが味わっているような受験地獄を経験した。それを脱出して神大の国際文化学部というすごく自由な環境に入った。この学部はちょっと特殊だと思う。ほとんどの文系の学問を専門とする先生がいらっしゃるから学生たちは好きなだけ関心のあることについて知識を深めることができる。授業も多種多様で、心理学、政治経済学、近現代思想、文芸学やいろいろの国の文化…ここで書き切れないほど多くのことを勉強することができる。私はあまり興味のなかった講義も聞いてみて案外おもしろかった。知らない世界を初めて覗き込んだような感じだった。

そして、ゼミも面白い。ゼミは高校とだいぶ違う勉強のスタイルで、先生が一方的にベラペラ話すんじゃなくて、学生が自主的に勉強したり少人数のグループで意見交換したりするから。他の学校や学部と違って国際文化では一回生から取ることになってるから、早くなれることができる。

といっても大学生の生活はもちろん勉強ばっかりというわけでもない。とても楽しい時問を過ごしている。例えば、ゼミのクラスメートと親しくなって一緒に遊びに行ったりすることもよくある。クラプとかサークルで日本人と他の外国人の友達がたくさんできて、大きいパーティーでいい思い出を作ることができる。困ったときに―特にレポートのネイティヴチェックが必要なときに―こころよくお互いに助け合う。私は暇があったらHUB室に行って英語、日本語と中国語のエキスチェンジに参加している。他の言語の習得は言うまでもないけど、その上にいろんな国の人たちと、彼らのそれぞれ違うものの見方や価値観に触れるチャンスだからすごく楽しい。異文化との相違がだんだん分かってくるし、自分の視野も広がるんだ。学生生活に対して充実感がある。

みんな、つらい受験を頑張りぬいて!終わったら本当に素晴らしい経験が待っているんだよ。
Good luck!

 

ニコール・エリカ・クーンツ(Nichole Erika Koontz)さん

ジョージア大学(アメリカ)からの交換留学生

私は子供の頃から旅行で日本によく来ていましたが、留学生となり、初めて神戸に来ることができました。神戸はとても美しくてにぎやかな町です。山がたくさんあるおかげでキャンパスから見える町並みと景色はとてもすぱらしいのです。高台にある学生寮から見える景色も格別です。三宮に行けばお店やレストランがたくさんあり、もっと大きな町で買い物をしたい場合は、ちょっと梅田まで足を伸ばすだけです。

私は日本語を勉強することが目的で神戸大学に来ています。これまでのところ、授業はほとんど留学生センターで受けています。おかげでいろいろな国の留学生との友情を深めることができた上に、私の日本語もずいぶん上達したと思います。また、国際文化学部では留学生専用ではない授業を受けることができるのも魅力です。どの授業も教えてくださる先生と講義の内容がとても興味深く、日本やほかの国に関する知識をたくさん得ることができました。

ここでの学生生活で退屈することはまずないと言えるでしょう。一年中イベントやパーティーがあり、毎月のように楽しい思い出が増え続けています。私の場合は10月に学生生活を始めたのですが、今のところ11月の六甲祭に参加したことが一番面白くて印象に残っています。残念なことに私の母校のジョージア大学も含め、アメリカの大学では日本の文化祭にあたるイベントがひとつもないのです。六甲祭では、ボランティアとしてICカフェ(Intercultural Caf_)のみんなと参加しました。ICカフェは留学生と日本人のチューターが自由に話したり、勉強したりできるところで、行くたびに新しい友達ができるような気がします。ICカフェでは、チューターの英語面接の準備を手伝ったり、逆に私の宿題を見てもらったりすることがあり、パーティーが開かれることもよくあります。ICカフェに集まるみんなとは、一緒に京都で紅葉狩りをして、日本の伝統的な一日を楽しく経験することもできました。この神戸大学を通したさまざまな経験に感謝しています。もしも将来、日本へ留学したいと考えている人に会う機会があれぱ、必ず神戸と神戸大学での私の経験について話してこの大学を勧めます。この留学のことは一生忘れません。

このページの上部へ