15の多様な専門コース

グローバル文化専攻・言語情報コミュニケーション系
情報コミュニケーションコース

最終更新日 2017年8月22日

コースの紹介

  情報コミュニケーションコースは、コンピュータやインターネットに代表される、情報通信技術を用いたコミュニケーションについての教育・研究を行うコースです。当コースでは、インターネットにおける最新の情報発信技術、コンピュータを用いたコミュニケーション情報の収集・分析・整理方法といった、すぐに活用できる高度な情報処理技能の習得や、将来におけるより効果的なコミュニケーションの実現を目的とした情報通信技術の研究・開発を行なっています。

 

 
就職実績

(前期課程) チームラボ株式会社、日本電気株式会社、西日本電信電話株式会社、滋賀県立成人病センター職員、コベルコシステム株式会社、スミセイ情報システム株式会社、富士通FIP、東京農工大学職員、神戸情報大学院大学准教授、富士通ビー・エス・シー、神戸情報大学院大学職員、グッドスカイ(株)、中国電信北京支社、中国広発銀行、野村総研、アクセンチュア

(後期課程) 立命館大学情報理工学部講師、神戸情報大学院大学助手、神戸女子大学助教、大阪産業大学講師、北九州市立大学准教授、大妻女子大学短期大学部准教授、中国国家核電エンジニア、台湾実践大学講師

在籍学生数

(前期課程) 11名

(後期課程) 5名

論文テーマ例情報科目学習形態分析、文書の自動分類、XML検索法、IT技術者向け学習システム、外国語学習システムにおける誤りレベル判定機能、記憶の仕組みを活用した学習システム、質問支援システム、コミュニケーション指向の都市評価、逆引オノマトペ辞典、ユーザインタフェース、コミュニケーション支援、ニューラルネットワークによるコンピュータ「錯視体験」
所属教員の紹介

大月 一弘 教授 コンピューター・コミュニケーション・システム論特殊講義ほか
情報通信システムに関する研究をしています。阪神・淡路大震災において情報を持ち使う側の視点と情報伝達システムを構築する側の視点との間に、ある種のギャップがあることを痛感し、「使う側の人の目・現場の目」を重視するようになりました。

康 敏 教授 コンピューター・シミュレーション論特殊講義ほか
情報通信技術の情報教育及び外国語教育への応用に関してコミュニケーションの視点から研究・開発を行っています。特に統計的アプローチを用いてユーザのニーズにあった情報を提供することとユーザの特徴を抽出することに焦点を当てています。

清光 英成 准教授 情報ベース論特殊講義ほか
データベースシステムやWeb 情報システムを用いてデータを高次利用することを目的としています。アクセス履歴などの利用者プロファイルや場所・時間などの状況を参考に「いつもの」という入力に利用者個別の答えを出力することをテーマにしています。

西田 健志 准教授 計算科学応用論特殊講義ほか
情報システムの操作性を向上するユーザインタフェースの研究、人どうしのやり取りを円滑にするコミュニケーションシステムの研究をしています。特に、意見がまとまらない、批判的な意見が言い出せない、外国語が流暢でないなど、コミュニケーションがうまくいかない状況を情報と心理の両面から見つめ直すこと、開発したシステムを実際に運用して知見を得ることを重視しています。

村尾 元 教授 認知情報システム論特殊講義ほか
生物に倣った「柔らかい情報処理」の技術とマルチエージェントシステムの手法を用いて、人間をはじめとする生物の集団に現れる知的な振る舞いの分析と応用について研究をしています。対象となるのは、人間などの個体が構成する小さな集団から、社会、経済、インターネットまで様々です。

森下 淳也 教授 メディア統合論特殊講義ほか
研究対象は情報を蓄え、活用するためのデータベースシステムです。しかし、「堅牢な、正しい、シンプル、完全な」といったデータベースの持つ大きな特性に逆らい、「暖昧、複雑、柔らかい、不完全(成長する余地がある)」といったデータを扱う「やわらかな」データベースシステムを模索しています。

 

所属学生からのメッセージ

謝 涵さん(博士前期課程2年・研究者養成型プログラム)
中国江漢大学外国語学部卒業。
研究テーマは「物語の登場人物を記憶する支援システム」

★メッセージ
  私は中国の学部生の頃に、外国語学部に所属し、日本語を専攻しました。もともと情報通信分野に興味を持っていましたので、このコースの紹介や先生たちの論文を読んで、この分野を研究したいと思いました。現在は、物語の登場人物の抽出についての研究を行っています。
 本コースでは、自分が今まで勉強してきたことだけでなく自分 が興味を持つテーマについて研究することができます。講義で情 報に関しての様々な研究分野を知り、視野を広げられ、新たな視 線で周りの世界を観察することができます。また、グループで一 緒にアイディアを出して、ものづくりの楽しさも味わえます。研 究については、アイディアや目的を重視し、情報の力で身の回り のコミュニケーション問題を解決していきます。自分のアイディ アを尊重して先生たちもしっかりサポートしてくれます。文系と 理系という境界ははっきりしていなく、両方の知識を用いて研究 をすることが情報コミュニケーションコースの魅力だと思います。

 

ディック・マルティネス・カルデロンさん(博士後期課程3年)

コロンビア国立大学卒業。
神戸大学国際文化学研究科博士前期課程修了。国費留学生。

★メッセージ

   As a student of Graphic Design in Colombia, my native country, I had an special interest in media art and multimedia, specifically in how programming was used in those fields to produce spectacular
imagery and effects. But I also perceived how difficult was for artists and designers to learn how to program, and how far from their own nature they considered it was; many thought it was a field of science and they felt no need to learn about it.
As time passed, technologies advanced and, when I was finishing my undergraduate course, the need of learning programming was much more accentuated because designers now could find a job as “ Web Developers”, and many software tools used in art now included programming as a new default way to “create” things, so designers and artists that wanted to do computer related things, must have had some kind of background on programming; but, students still lacked motivation and desire to learn it. This was the main reason why I decided to start researching on ways to make programming closer to the view of the world designers and artists have. But in my country there wasn’t any class or educational program that could help me build this idea. So I started looking other countries and universities where to develop this concept, and Japan had many excellent options.
While I was doing my application for the Monbukagakusho scholarship, i found, to my surprise, that the Graduate School of Intercultural Studies of Kobe University had an “Information and Communication Postgraduate Course”. I started wondering: why does this kind of faculty has this course in between other humanities and art related courses? so I thought: if they have an intercultural perspective on information and communication, they probably will understand my idea. Therefore I placed Kobe University as my first option in the Monbukagakusho scholarship application.During the time I was a master course student, and while doing my research as a Doctorate course student I perceived ( and still perceive) how in one extreme some classes talk about very scientific matters, while on the opposite extreme others have to be with the most detailed aspects of art history, and in between you have many other subjects and activities related with both fields: science and humanities; and how every one of those classes and activities combine harmoniously those two aspects. So, from the beginning I realized I was right, and this was the right place to develop my research.

 

 

修了学生からのメッセージ

王 宇さん (2014 年度博士前期課程修了)
中国黒龍江大学ジャーナリスト&コミュニケーション学部卒業。
現在、日産自動車グローバル情報システム本部マーケティング&セールスシステム部ビジネスアナリスト。

★メッセージ
  中国の黒龍江大学で広報学を学び、神戸大学国際文化学研究科情報コミュニケーションコース博士前期課程修了後、2015 年4 月から日産自動車に入社しました。
  もともとパソコンが苦手でしたが、研究科の先生の方々の論文を読んで、コンピューターの世界に興味を持つことになりました。神戸大学の博士前期課程では、コミュニケーションがうまくいけない時の作戦を提案しました。研究科に入った時はプログラミングの素人でしたが、研究科の先生の手厚い指導で、提案した作戦のアンドロイドアプリまで作りました。そこからモノづくりの楽しさが分かりました。
  現在、自動車メーカーの IT 部門で働き、学生時代身についた知識を生かし、ユーザーの使いやすいシステムを続いて提供したいと考えています。

 

マルチュケ モリツさん(2013年度博士後期課程修了)

立命館大学情報理工学研究科修士課程修了。
神戸大学大学院国際文化学研究科情報コミュニケーション専攻博士後期課程修了。
現在、立命館大学情報理工学部講師。


マルチュケ モリツ★メッセージ
  ドイツのミュンヘンエ科大学で電気工学を、ミュンヘン単科大学とアウグスブルグ単科大学で電気情報工学を学び、立命館大学情報理工学研究科人間情報科学コースで修士課程修了、そして神戸大学国際文化学研究科情報コミュニケ―ション専攻博士後期課程修了。2014年4月から立命館大学情報理工学部情報コミュニケーション学科の講師になりました。
  もともとは、電気工学における自動化の分野が専門でしたが、様々な大学での勉強と研究に加え、ドイツでのHOESCH とSONY、日本に来てからのオムロンでのインターンシップを経験し、今行っている教育学に興味を持ちました。神戸大学の博士課程では、工学分野における研究トピック拡散の数理モデルについて研究していました。現在は、この神戸大学の博士課程における研究と、情報コミュニケーションコースで学んだ様々な事を生かして、立命館大学で学部生向けに、英語で、情報科学とソフトウェア工学、データマイニングについて教えています。
  これからも研究と授業を通して、教育に貢献できる事がとても幸せです。

 

 

qa

大学では情報や通信の専門的な勉強はしてきていないのですが、大丈夫でしょうか?

当コースを選ぶにあたっては、必ずしも、理工系の情報通信を専門とする必要はありません。高度な情報通信技術を学び、それらを自分の専門分野に生かそうという意欲をもった院生を歓迎します。

数学が苦手なのですが、ついていけるでしょうか?

当コースでは、最先端技術をより高めていくような技術革新といった研究ではなく、既存の技術がどのように使われるのか、また、より良い使い方はないのかといった応用面での研究を行なっています。仕組みを理解しその仕組みを工夫する事でどのような新しい活用ができるかを模索するには、より広い意味での理解力は求められますが、高度な数学を駆使することはほとんどありません。

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