15の多様な専門コース

グローバル文化専攻・言語情報コミュニケーション系
情報コミュニケーションコース

最終更新日 2019年7月23日

コースの紹介

  情報コミュニケーションコースは、コンピュータやインターネットに代表される、情報通信技術を用いたコミュニケーションについての教育・研究を行うコースです。当コースでは、インターネットにおける最新の情報発信技術、コンピュータを用いたコミュニケーション情報の収集・分析・整理方法といった、すぐに活用できる高度な情報処理技能の習得や、将来におけるより効果的なコミュニケーションの実現を目的とした情報通信技術の研究・開発を行なっています。

 

 
就職実績

(前期課程) チームラボ株式会社、日本電気株式会社、西日本電信電話株式会社、滋賀県立成人病センター職員、コベルコシステム株式会社、スミセイ情報システム株式会社、富士通FIP、東京農工大学職員、神戸情報大学院大学准教授、富士通ビー・エス・シー、神戸情報大学院大学職員、グッドスカイ(株)、中国電信北京支社、中国広発銀行、野村総研、アクセンチュア

(後期課程) 立命館大学情報理工学部講師、神戸情報大学院大学助手、神戸女子大学助教、大阪産業大学講師、北九州市立大学准教授、大妻女子大学短期大学部准教授、中国国家核電エンジニア、台湾実践大学講師、厦門理工学院講師、関西学院大学理工学部研究員

在籍学生数

(前期課程) 8名

(後期課程) 4名

論文テーマ例情報科目学習形態分析、文書の自動分類、XML検索法、IT技術者向け学習システム、外国語学習システムにおける誤りレベル判定機能、記憶の仕組みを活用した学習システム、質問支援システム、コミュニケーション指向の都市評価、逆引オノマトペ辞典、ユーザインタフェース、コミュニケーション支援、ニューラルネットワークによるコンピュータ「錯視体験」
所属教員の紹介

大月 一弘 教授 コンピューター・コミュニケーション・システム論特殊講義ほか
情報通信システムに関する研究をしています。阪神・淡路大震災において情報を持ち使う側の視点と情報伝達システムを構築する側の視点との間に、ある種のギャップがあることを痛感し、「使う側の人の目・現場の目」を重視するようになりました。

康 敏 教授 コンピューター・シミュレーション論特殊講義ほか
情報通信技術の情報教育及び外国語教育への応用に関してコミュニケーションの視点から研究・開発を行っています。特に統計的アプローチを用いてユーザのニーズにあった情報を提供することとユーザの特徴を抽出することに焦点を当てています。

清光 英成 准教授 情報ベース論特殊講義ほか
データベースシステムやWeb 情報システムを用いてデータを高次利用することを目的としています。アクセス履歴などの利用者プロファイルや場所・時間などの状況を参考に「いつもの」という入力に利用者個別の答えを出力することをテーマにしています。

西田 健志 准教授 計算科学応用論特殊講義ほか
情報システムの操作性を向上するユーザインタフェースの研究、人どうしのやり取りを円滑にするコミュニケーションシステムの研究をしています。特に、意見がまとまらない、批判的な意見が言い出せない、外国語が流暢でないなど、コミュニケーションがうまくいかない状況を情報と心理の両面から見つめ直すこと、開発したシステムを実際に運用して知見を得ることを重視しています。

村尾 元 教授 認知情報システム論特殊講義ほか
生物に倣った「柔らかい情報処理」の技術とマルチエージェントシステムの手法を用いて、人間をはじめとする生物の集団に現れる知的な振る舞いの分析と応用について研究をしています。対象となるのは、人間などの個体が構成する小さな集団から、社会、経済、インターネットまで様々です。

森下 淳也 教授 メディア統合論特殊講義ほか
研究対象は情報を蓄え、活用するためのデータベースシステムです。しかし、「堅牢な、正しい、シンプル、完全な」といったデータベースの持つ大きな特性に逆らい、「暖昧、複雑、柔らかい、不完全(成長する余地がある)」といったデータを扱う「やわらかな」データベースシステムを模索しています。

 

所属学生からのメッセージ

執行 健人さん(博士前期課程2年・研究者養成型プログラム)
神戸大学国際文化学部卒業
研究テーマは「レシピ選択を支援する食感テクスチャ可視化システム」

★メッセージ
  自分の力で新しい価値を生み出せるようになりたいと思い、高い専門知識と思考能力を身につけるため、大学院で学ぼうと決めました。学部では心理学や国際関係、異文化など人文・社会学系の幅広い分野の授業をとっていました。3年次からはITを重点的に学び、関連する国家資格を取得しました。学部入学時点でITの知識はほとんどありませんでしたが、自分で作ったプログラムが初めて動いたとき、自分の意図通りにコンピュータを動かせることに感動しました。プログラミングができるようになると、アイディアをアプリケーションとして形にでき、ものづくりの楽しさを味わうことができます。現在は料理レシピデータを集約・可視化し、レシピサイト利用者のレシピ選びを支援する研究を行っています。研究ではデータベースやWeb、自然言語処理などの技術を用い、新しい発見や価値を創造することを目指しています。論文執筆や学会発表の準備などでは大変なこともありますが、先生方の熱心なご指導をいただき、濃密な時間を過ごせています。研究を通してデータをコンピュータで処理し、活用する面白さを感じたので、将来はビッグデータやデータサイエンスの研究に携わりたいと思っています。

 

川田 恵さん(博士後期課程2年)

神戸大学大学院国際文化学研究科博士前期課程修了
研究テーマは「非言語情報を用いたコミュニケーション拡張に関する研究」

★メッセージ

   学部時代から情報分野に関心があり、プログラミングや画像処理、映像処理などを主に学んでいました。大学4年生の時に、情報についてもっと専門的な知識を身に付けたいと考え、神戸大学の国際文化学研究科情報コミュニケーションコースへの入学を希望しました。
 本コースには、研究科案内に掲載されているように様々な研究分野が設けられています。そのため、理系と文系といったはっきりした境界がなく、両方の視点から研究を行うことができます。自分の興味がある研究に加えて、様々な視点から研究について考えることができる、これが本コースの魅力だと思います。
 また、学会や国際交流を通して国内外問わず様々な研究者や先生方と交流することができ、これらに積極的に参加することで、世界の人々と自分の研究に関して意見交換を行うことができます。私が所属する研究室では家族のような雰囲気で、先生からも先輩からも熱心なサポートを受けることができます。すでに就職された先輩方や、同じ研究室
の仲間には日々刺激を受けています。
 大学院に進学するということは、専門的な知識を身につけること、自分の研究テーマを遂行することが大事ですが、自分の世界を広げる機会がたくさんあります。一緒に世界に羽ばたきましょう。大学院に進学する皆様をお待ちしております。

 

 

修了学生からのメッセージ

王 宇さん (2014 年度博士前期課程修了)
中国黒龍江大学ジャーナリスト&コミュニケーション学部卒業。
神戸大学大学院国際文化学研究科博士前期課程修了。
現在、日産自動車株式会社デジタルテクノロジーサービス本部インフォメーションセキュリティ部セキュリティアナリスト。

★メッセージ
  中国の黒龍江大学で広報学を学び、神戸大学国際文化学研究科情報コミュニケーションコース博士前期課程修了後、2015 年4 月から日産自動車に入社しました。
  もともとパソコンが苦手でしたが、研究科の先生の方々の論文を読んで、コンピューターの世界に興味を持つことになりました。神戸大学の博士前期課程では、コミュニケーションがうまくいけない時の作戦を提案しました。研究科に入った時はプログラミングの素人でしたが、研究科の先生の手厚い指導で、提案した作戦のアンドロイドアプリまで作りました。そこからモノづくりの楽しさが分かりました。
  現在、自動車メーカーの IT 部門で働き、学生時代身についた知識を生かし、ユーザーの使いやすいシステムを続いて提供したいと考えています。

 

マルチュケ モリツさん(2013年度博士後期課程修了)

立命館大学情報理工学研究科修士課程修了。
神戸大学大学院国際文化学研究科博士後期課程修了。
現在、立命館大学グローバル教養学部准教授。


マルチュケ モリツ★メッセージ
  ドイツのミュンヘンエ科大学で電気工学を、ミュンヘン単科大学とアウグスブルグ単科大学で電気情報工学を学び、立命館大学情報理工学研究科人間情報科学コースで修士課程修了、そして神戸大学国際文化学研究科情報コミュニケ―ション専攻博士後期課程修了。2014年4月から立命館大学情報理工学部情報コミュニケーション学科の講師になりました。
  もともとは、電気工学における自動化の分野が専門でしたが、様々な大学での勉強と研究に加え、ドイツでのHOESCH とSONY、日本に来てからのオムロンでのインターンシップを経験し、今行っている教育学に興味を持ちました。神戸大学の博士課程では、工学分野における研究トピック拡散の数理モデルについて研究していました。現在は、この神戸大学の博士課程における研究と、情報コミュニケーションコースで学んだ様々な事を生かして、立命館大学で学部生向けに、英語で、情報科学とソフトウェア工学、データマイニングについて教えています。
  これからも研究と授業を通して、教育に貢献できる事がとても幸せです。

 

 

qa

大学では情報や通信の専門的な勉強はしてきていないのですが、大丈夫でしょうか?

当コースを選ぶにあたっては、必ずしも、理工系の情報通信を専門とする必要はありません。高度な情報通信技術を学び、それらを自分の専門分野に生かそうという意欲をもった院生を歓迎します。

数学が苦手なのですが、ついていけるでしょうか?

当コースでは、最先端技術をより高めていくような技術革新といった研究ではなく、既存の技術がどのように使われるのか、また、より良い使い方はないのかといった応用面での研究を行なっています。仕組みを理解しその仕組みを工夫する事でどのような新しい活用ができるかを模索するには、より広い意味での理解力は求められますが、高度な数学を駆使することはほとんどありません。

このページの上部へ