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インターンシップ

新たな挑戦へと続く研修

池内 梨紗(17期生 在学中)
受入先機関:独立行政法人国際交流基金関西国際センター

世界各国の人々が日本語や日本について知る窓口である国際交流基金関西国際センターにおいて私が学びたいと考えたことは、日々の大学生活と強く結びついています。交換留学生チューター(外国人留学生サポートのボランティア)の活動に参加するうち、日本にいる日本語学習者が、よ町多くの人や地域と関わるきっかけ、更に深く学ぶ意欲や再び訪れたいという次の行動につながる環境作りには何が必要なのだろう、という疑問が芽生えてきました。その環境づくりのポイントとなる「参加者の視点を重視する」ことを関西国際センターで、職員の方々、研修生の方々、地域の方々の視点に立ったお話を聞き、見ることができました。

インターンシップ期間中、日本語教材やアンケートの入力作業や受付業務、交流の機会、授業の見学などから、研修生の方々の高いやる気を導く3つの仕組みが見えてきました。留学や旅行中の自分を想像できる、楽しさもある日本語教材の「知識」。書道や華道等、今までは情報だった日本文化に触れる「体験」。出会った地域の人々と日本語で直接交流する「機会」。これら全てが充実するために、不可欠なものを強く実感する言葉がありました。それは、「研究内容を他の研修生に伝える、難しい状況でもみんなが研究に励んでいることを知る、研究に役立つものを共有すること」がクラス内発表の目的という先生のお話です。一人ひとりが「努力」し、役に立つ情報や努力を「共有」する、そしてその機会や手助けを関西国際センターや地域の方々が提供されていると感じました。研修に関わる全ての方々の心構えや準備、真剣な取り組みが重なって初めて、「参加者の視点」が重視された研修が完成するのだと学びました。

また、地域へ発信するためのパネル作りのインタビューや、余暇を一緒に過ごすことにより、研修生の方々からたくさんのお話を聞かせていただきました。そして、自分に与えられた環境に感謝し、それを最大限に活かす姿勢を私も持とうと決意しました。これから自分が世界と向き合う時に、インターンシッブで学んだ相手の視点を導重する大切さや環境に対する真っ直ぐな姿勢を持ち、勉学や交換留学生チューターなど様々な活動に励みたいと思います。

 

JICAインターンシップ感想

横山 祥子(14期生 国際文化学研究科進学)
受入先機関:独立行政法人国際協力機構兵庫国際センター(JICA兵庫)

私は学部4年生の春休みに、独立行政法人国際協力機構兵庫国際センター(JICA兵庫)へ2週間のインターンシップに参加しました。私がJICA兵庫でのインターンシップに参加したいと思ったのは、1年生の時に受けた国際文化学特殊講義でした。JICAを始めとする国際協力に携わる様々な人の講義を通じて、今世界で起こっている多くの問題について、自分たちに何ができるのか深く考えさせられたことがきっかけでした。

インターンシップでは、数多くあるJICAの事業の中でも、開発教育支援事業や環境教育の研修など地域とJICAが協力した国際協力事業を中心に取り組みました。JICA内外で働く多くの人たちの姿を見ることで、国際協力の「生の」現場を知ることができました。また、社会人として働くことに対して具体的なイメージが持てず、漠然とした不安を抱えていた私にとって、職員の方々と共に仕事に取り組めたことは自分自身に自信を持つことにもつながりました。

インターンシッブ中私は、大学生としての視点、そしてJICAで働く者としての視点という2つの視点によって、今まで見えなかった国際協力の理想と現実を知ることができました。そして、インターンシップを通じて、地域、行政、NGO企業、学校といった私たちの身近にある全て人々の持つノウハウが国際協力に繋がる可能性があるということ、そして、国際協力を行うには広く人々の理解が必要であると同時に、市民一人ひとりが国際協力に参加していくことが大切であるということに気付きました。

インターンシップを経験することによって、物事を一つの角度から見るのではなく、色々な立場に立って多面的に見ることで、より深い理解や分析力河能となる、という当たり前だけどなかなか実現できないことを意識して実践していくことができました。この経験は、常に幅広い視点を持ち、いろいろな事にチャレンジできる国際文化学部ならではのものだと思います。インターンシップ中に見学した地域との連携や環境政策などの取り組みは、私にとって、研究や就職など、将来の自分について考えるにあたってとても印象に残る経験となりました。今後もこの経験を生かしていろいろな事に挑戦していきたいと思います。

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