最終更新日: 2024年10月11日
本研究科では、博士前期課程の学生を対象に「日本語教師養成サブコース」を設置しています。これは、「外国語としての日本語教育」の基礎知識を体系的に学ぶための副専攻課程相当のコースです。追加の履修条件を満たせば、博士後期課程の学生も履修可能です。
所属コースにかかわらず、すべての本研究科学生がサブコースを履修できます。所定の科目群の中から必要な単位を修得して申請を行うと、修了時に研究科から公式の「修了認定書」が発行されます。 本研究科で学ぶ学生の中には、研究科で身につけた専門分野の知見や国際的な視野を活かし、海外で働くことを希望する人、そして実際に海外で働く人が多くいます。その際、現地では、日本語・日本文化の紹介や指導を求められる場面も少なくありません。この意味で、自身の専門分野に加え、日本語教育の知見を持っておくことは、海外でのキャリア形成にも有益です。また、近年日本国内では外国人居住者が増加・多様化しています。本研究科の研究領域には、彼らの直面する問題やそれをふまえた日本社会の課題の研究も含まれます。このような研究を行おうとする人たちにとっても、日本語教育について学ぶことは、視野を広げ、研究への示唆を得る機会になるかもしれません。
将来、日本語教師としての就職を目指す方はもちろん、自身の国際的なキャリアや研究の可能性を広げたいという方にも、ぜひ本コースの履修を検討してもらいたいと思います。
詳しくはこちら:日本語教師養成サブコースのホームページ