最終更新日: 2024年08月12日
研究科の理念と目標 (Our Mission and Aims)
国際文化学研究科は、異文化共存を見据えた文化研究の先端的領域を開発し、人類文化を把握するための新たなパラダイムを構築することをその理念としています。
そしてそれを実現するために、以下の5 つの研究目標を設けています。
- 文化を複合体と捉え、異文化間の関係性を視座として文化研究を行う。
- 複合体としての文化を、衝突、融合、交渉などの異文化間の相互作用という視座から、動態的に研究する。
- グローバル化する現代世界の文化変容を多角的に研究する。
- 言語や情報に関わる先端的コミュニケーション研究の開発を行なう。
- 中心/ 周縁、文明/ 未開、先進/ 後進などの一元的で単眼的なパラダイムから、多元的で複眼的なパラダイムヘのシフトを実現し、現代世界の文化動態に則した研究方法を開拓する。
アドミッション・ポリシー (Admission Policy)
国際文化学研究科では、高い異文化理解能力と自在なコミュニケーション能力を有し、豊かな学識と創造的な研究能力を備えた人材を育成することを目指しています。
上記の教育研究上の目標をふまえ、本研究科が求めるのは次のような学生です。
前期課程 Master’s Program |
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後期課程 Doctoral Program |
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ディプロマ・ポリシー (Diploma Policy)
国際文化学研究科は、深い異文化理解能力と自在なコミュニケーション能力を有し、豊かな学識と創造的な研究能力を備えた人材を育成することを目指しています。この目的を達成するため、以下に示す方針に従って当該学位を授与します。
前期課程 Master’s Program | 本研究科に原則2年以上在学し、履修要件として定めた所定の単位を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、修士論文又は特定の課題についての研究成果の審査及び最終試験に合格すること。全学のディプロマ・ポリシーに定める人間性・創造性・国際性・専門性の四つに加え、学生が修了までに身につけるべき能力を次のとおりとします。 ・文化が多様であること、それらの文化が相互に影響しながら変容するものであることを理解し、異文化間の関係性を多角的に探究することができる能力。 |
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後期課程 Doctoral Program | 本研究科に原則3年以上在学し、履修要件として定めた所定の単位を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、博士論文の審査及び最終試験に合格すること。全学のディプロマ・ポリシーに定める四つの能力に加え、学生が修了までに身につけるべき能力を次のとおりとする。 ・多様かつ相互に影響しながら変容する諸文化の構造と動態を究明し、文化研究の先端的な領域を主体的に開拓することができる能力。 |