ニャムンジョ教授がブリティッシュ・アカデミーのフェローに

カメルーン、マンコン王国の王の戴冠式で民族衣装を着る梅屋教授とニャムンジョ教授

7月18日、本研究科とも縁が深い、ケープタウン大学のフランシス・B・ニャムンジョ教授が、今年のブリティッシュ・アカデミーのフェローに選出されました。1,700名を超える世界的なアカデミーのひとつで、今年の選考では、イギリスの大学から52名のフェロー、世界中の研究機関から30名の国際フェローが選出されました。ニャムンジョ教授は梅屋潔教授とは2冊の編著書があるほか(関連書籍1, 2)、日本学術振興会と南アフリカNRFの二国間交流事業を通じて本研究科の大学院生たちと交流を深めました。事業では、兵庫県淡路市、宮城県気仙沼市、新潟県佐渡市、南アフリカのケープタウンや西海岸のランガーバンなどで共同フィールドワークを実施しました。過去に本学で講演も行っています。なお編著書には、本研究科の博士後期課程の土取俊輝さん、荒木真歩さん、濱口徹さんも寄稿しています。またニャムンジョ教授の論考のいくつかは、梅屋教授の訳で雑誌『思想』と『世界』に掲載されています。

関連書籍:

  1. 波佐間逸博, 梅屋潔, Francis B. Nyamnjoh編、Citizenship in Motion: South African and Japanese Scholars in Conversation, 2019, Langaa
  2. 榎本珠良, Marlon Swai, 梅屋潔, Francis B. Nyamnjoh 編、Bouncing Back: Critical reflections on the Resilience Concept in Japan and South Africa, 2022, Langaa
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