職位	講師
学位	博士（学術）
研究科所属コース	国際関係・比較政治論
業績DB	https://researchmap.jp/zhoujun_HK
電子メール	zhoujun(at)dragon.kobe-u.ac.jp
研究室	E312
求める学生像と指導の方針	革命とイデオロギーの時代が遠い過去のものになりつつある今こそ、政治的・道徳的批判ではなく、学問の次元で中国共産党の歴史、中華人民共和国の歴史を検証する慎重な作業が求められています。また、20世紀共産主義運動は、超国家性を帯びる現象であり、一国史観・一党史観を超えて検討し観察する視点も必要です。歴史研究のアプローチだけでなく、中国共産党が関わる様々な今日的問題、例えば中国の政治改革、日中関係、歴史教育・記憶などに関心を持つ学生を広く歓迎します。
専門分野	現代中国論、中国政治史、中国共産党史
キーワード	中国共産党、権威主義、秘密主義、中国政治、冷戦、インフォメーション、インテリジェンス、毛沢東、認知バイアス
主要研究業績	『中国共産党の神経系―情報システムの起源・構造・機能―』（単著、名古屋大学出版会、2024）、「農業集団化の百科事典：『中国農村的社会主義高潮』の編纂・発行・評価」（共著、石川禎浩編『20世紀中国史の資料的復元』京都大学人文科学研究所、2024）、『中国現代史資料目録集：毛沢東時代の内部雑誌』（単著、東京大学社会科学研究所グローバル中国研究拠点、2023）、「組織的血脈：党内交通研究的再検視」（単著、『中共党史研究』2021年第6期）。
学会活動・社会活動	アジア政経学会、歴史学研究会、日本現代中国学会、中国現代史研究会
略歴・受賞歴など	早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程修了、博士（学術）。東京大学社会科学研究所特任研究員、北京大学歴史学部交換教員、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科助教などを経て、2024年より現職。第16回太田勝洪記念中国学術研究賞受賞（2020）、第11回松下正治記念学術賞（2024、辞退）。