松家 理恵
職位 | 教授 |
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研究科所属コース | モダニティ論 |
学部所属講座 | 現代文化論 |
業績DB | http://kuid.ofc.kobe-u.ac.jp/InfoSearch/html/researcher/researcher_67fCbVcE4ovO-IBQ3mbe3w_ja.html?q=%E6%9D%BE%E5%AE%B6&backtoResultPath=View.do |
電子メール | janjur(AT)kobe-u.ac.jp |
研究室 | E322 |
求める学生像と指導の方針 | たとえば文学作品や風景画の解釈を通して、単に外界の環境に対する人間の視覚的な関係だけでなく、より広く感性や自我の問題に取り組むことによって、近代 とは何か、という問いを一緒に考えたいと思っています。それはまた日本における西洋文化の受容の問い直しにも発展するものです。こういった問いに関心のあ る学生を広く歓迎します。各人の抱いている問いを最大限尊重しつつ、イギリスを中心に文化、思想、社会について歴史的な視野を広げることによって、より明確な問題設定が行えるように指導していきたいと思います。 |
専門分野 | イギリス文学・文化史 |
キーワード | 風景、ロマン主義、啓蒙、共感 |
最近の研究活動概要 | 最近の研究課題は、イギリスの啓蒙思想の流れの上に、ウィリアム・ハズリットに代表されるロマン主義的想像力論、特に共感論を位置づけること。人文主義的地理学のアプローチを借りて、文学に描かれた風景‐場所の意味を掘り下げることなど。 |
主要研究業績 | 『キーツとアポローン―ジョン・キーツの詩とギリシア・ローマ神話―』(英宝社、2000年)、「ハズリットの共感的想像力とシェイクスピア、そして舞台―キーンのシャイロックをめぐって」(2004)、「風景の中へ―カンスタブルにおける自然の表象」(2006)、「空間の経験としての風景―イーフー・トゥアンから石牟礼道子へ(2012)他 |
神戸大学大学院国際文化学研究科/国際文化学部
〒657-8501 兵庫県神戸市灘区鶴甲1-2-1
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