職位	教授
研究科所属コース	文化人類学
学部所属講座	異文化コミュニケーション論
業績DB	http://kuid.ofc.kobe-u.ac.jp/InfoSearch/html/researcher/researcher_srNXm6DT_3jO-IBQ3mbe3w_ja.html?q=齋藤+剛&backtoResultPath=View.do
電子メール	t-saito(a)people.kobe-u.ac.jp
研究室	E418
求める学生像と指導の方針	中東と呼ばれる地域は、紛争、民族／宗教問題、テロなどと関連して多くの人の関心を集めています。そうした地域について学んで行く上で重要な点として、既存のものの見方や理解の枠組みを批判的に検討し、その問題点を明るみに出して行くことが、まず挙げられます。 　私は人類学を専門分野として学んできていますが、人類学は、現地に暮らす人々の視点から社会や文化について学ぶという姿勢を重視します。中東と呼ばれる地域について理解を深めるうえで、政治的な枠組みや経済動向、あるいは民族紛争などに大きな関心が寄せられることがしばしばあります。そのような「トップダウン」的な視点も重要ではありますが、それとあわせて、人類学的なアプローチ、すなわち「ボトムアップ」の視点で、理解を進めてゆくことも重要と考えています。
専門分野	文化人類学、中東民族誌学、イスラーム研究
キーワード	文化人類学、中東、イスラーム、モロッコ、宗教復興、世俗化、マイノリティ、先住民運動、民族関係、異種混淆、部族、聖者、知識、移動、故郷、コミュニケーション、商い
学会活動・社会活動	日本文化人類学会会員、日本中東学会会員、日本イスラム協会、日本オリエント学会など。