職位	教授
研究科所属コース	モダニティ論
学部所属講座	現代文化論
業績DB	http://kuid.ofc.kobe-u.ac.jp/InfoSearch/html/researcher/researcher_G8Lu6GAxSb_O-IBQ3mbe3w_ja.html?q=上野&backtoResultPath=View.do
電子メール	ueno(AT)people.kobe-u.ac.jp
求める学生像と指導の方針	私自身はフランクフルト学派の研究から出発しましたが、哲学・美学・倫理学・社会学・政治学といった多岐にわたる領域で活躍した彼らの思想を追ってゆくうちに、こちらも研究の幅を広げざるをえなくなっています。広義の現代思想研究を志す人ならばたいてい対応するつもりです。授業では近現代の社会思想・政治思想にかんする重要なテクストを丁寧に読みながら、理性と暴力、主体と権力、美と政治、自由と公共性等々、現代思想でお馴染みのさまざまな主題をめぐって検討します。それを各自の研究に活かしてもらえればと思います。
専門分野	政治思想・社会思想史
キーワード	フランクフルト学派、批判理論、現代思想、社会哲学、政治哲学
最近の研究活動概要	研究活動の柱となっているのはＭ・ホルクハイマー、Ｔｈ・Ｗ・アドルノら「フランクフルト学派」にかんする社会思想史的・社会哲学的研究ですが、同時に２０世紀以降の現代思想の展開を追いながら、現代における批判理論の可能性についても検討しています。
主要研究業績	著訳書：『思考のフロンティア——暴力』（岩波書店）、『社会学ベーシックス９　政治・権力・公共性』（共著、世界思想社）、『ファシズムの想像力』（共著、人文書院）、Ch・テイラー『近代　想像された社会の系譜』（岩波書店）、P・ド・マン『美学イデオロギー』（平凡社）など。
学会活動・社会活動	社会思想史学会、政治思想学会
略歴・受賞歴など	埼玉県出身。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学。京都大学人文科学研究所助手、神戸大学国際文学部助教授（准教授）を経て現職。