研究科修了生が作成した映画作品が公開されます
国際文化学研究科修了生の映画作品公開のお知らせ
ソウル国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ
プサン国際映画祭韓国ドキュメンタリー部門最優秀賞
山形国際映画祭でも「壮大なドキュメンタリー」「まさに珠玉の作品」と高評価
空色の故郷―― Sky-blue Hometown ―― Ha-neol-sack Go-hyang
(韓国/2001/韓国語、ロシア語、日本語字幕付き/カラー、モノクロ/35mm/93分)
監督・脚本・編集・制作:金素栄(キム・ソヨン)
大阪シネヌーヴォX(九条駅下車3分)で 上映!
8月17日から9月5日
1937年の旧ソ連時代、沿海州から中央アジアのウズベキスタンに強制移住されたコリアン(高麗人:カレイスキー)。「空色の故郷」は、人権を蹂躙した強制移住をファシズムとして見なし、その実像を絵画の中に刻んできたウズベキスタンの画家、シン・スンナム(ニコライ・シン)が一生をかけて連作した絵画「レクイエム」を中心に、中央アジアのコリアン・ディアスポラの断片を描く。
監督・脚本・編集・制作を手掛けたキム・ヨソンは、1968年ソウルに生まれ、1992年韓国外国語大学を卒業後、映画制作に入る。この作品をとおして「様々な文化を持っている人々であっても、共通に理解出来ることは人間を探ることではないか」と感じ、神戸大学大学院国際文化学研究科に入学。文化人類学と出会う。いらい、異文化の中での映像製作を学問的にも見つめながら、映像という人間の創作物の意味を思考し、制作実践を続けている。
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