深川 宏樹
職位 | 准教授 |
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学位 | 博士(文学) |
研究科所属コース | アジア・太平洋文化論 |
学部所属講座 | 地域文化論 |
業績DB | https://researchmap.jp/fukagawahiroki |
電子メール | fukagawa(AT)people.kobe-u.ac.jp |
研究室 | E222 |
求める学生像と指導の方針 | 人類学者で、標高2,000m程のニューギニア高地で2年間の長期フィールドワークを実施し、社会的身体、人間概念と社会性(personhood and sociality)の研究を行い、人間の変身可能性に関心があり、人類学の理論研究に従事しています。人類学の核心は、自己にとって他なるものに触れることを通して、自己自身を「外」へと向けて変容させることにあります。そうした観点から、太平洋(オセアニア)だけでなく、世界中に多様に展開する地域・領域に関心があり、自己論、他者論、贈与論、植民地主義、キリスト教、紛争と感情、希望などもテーマにしています。今ある自分ではない何かになりたい人、自己の殻を食い破るために人類学やフィールドワークを渇望する人、学ぶことがすなわち快楽である人などを歓迎します。 |
専門分野 | 文化人類学 社会人類学 オセアニア地域研究 |
キーワード | 文化人類学、社会人類学、フィールドワーク、エスノグラフィー、人格論、社会性、身体、希望、太平洋文化論 |
主要研究業績 | 『社会的身体の民族誌――ニューギニア高地における人格論と社会性の人類学』(単著、風響社) 『21世紀の文化人類学――世界の新しい捉え方』(共著、新曜社) 『はじめて学ぶ文化人類学――人物・古典・名著からの誘い』岸上伸啓(編)(分担執筆、ミネルヴァ書房) |
学会活動・社会活動 | 日本文化人類学会、日本オセアニア学会 |
略歴・受賞歴など | 第50回 澁澤賞 第21回 日本オセアニア学会賞 第13回 日本文化人類学会奨励賞 |